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Art of proofreading

文章の校正 (proofreading) における急所は、人間の脳が持つ自動訂正機能を停止させておくことである。特に自分が書いた文章を自分で校正する場合、何が書いてあるかがわかっているせいで、ふつうに読んでるだけだと、多少の誤字などは誤字として認識されない。まちがいを確実にみつけるには、意識的に「ふつうでない」よみかたをする必要がある。

・ざっとながめる、版面の配置や印刷の美しさを確認する、ページをぱらぱらめくって見る
要するに、意味をもった文のならびではなく、図形とか景色みたいなものとして見る。そうすると、「あれ、なんでここにこんなこと書いてんの?」みたいなのがみつかったりする。もちろん、行端がそろってないとか、変なスペースがはいってるとかの摘発にも有効。

・文節ごとに区切って、文字を確認する
いちばん労力がかかるのがこれ。小さい部分に切り分けるのが肝要なので、厳密に文節分けでなくてもよいし、「7文字ごとに区切る」とかでもいいと思う。とにかく、切り分けた部分ごとに、文字のまちがいをさがす。印刷したものに、鉛筆で文節区切りを書き込みながら、全部の文をチェックする。

・数字、記号、固有名詞などのチェック
たとえば連番のはずの番号が連番になっていないとか、人名の微妙なまちがいとか、1986年のつもりで「1886年」とかいてるとか。順番に見ていって、こうしたものが出てくるたびに、「これでまちがいないか」を確認して、印(蛍光ペンで塗るとか)をつける。判断の根拠となる資料(目次、図表や参考文献の一覧など)を用意しておいて、参照しながらすすめるとよい。

校正作業に入る前に、何週間か原稿をほったらかしにして、内容についての記憶をできるだけうすれさせておくことがのぞましい。もちろん、他人に読んでもらうのも有効。

電子ファイルになってる原稿であれば、他言語に翻訳するとか、音声に変換して読み上げさせるとかの手が使える。まちがいの可能性のある文字列を摘発するソフトウェア的なしかけもいろいろありうるが、そういった話題はまたあらためて。

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