Derivazioni: Space for communication by TANAKA Sigeto
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Derivazioni

This blog includes Tanaka Sigeto's daily updates and offers a space for discussion on sociological research and university education. Contents are in Japanese or English. Comments and trackbacks are welcome for each article. You can send a message to me as a comment to this entry (Check the "Secret" box below the comment form, if you want to make the message confidential). Otherwise, see the article "Activities elsewhere" for various ways to contact me.

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(2011-09-02 released.)



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クラスター対策とは何だったのか: 日本のCOVID-19対応にみる非合理的コミュニケーション (関西社会学会第72回大会, 2021-06)

報告資料スライド: http://tsigeto.info/21z-slide.pdf

Paper title: クラスター対策とは何だったのか: 日本のCOVID-19対応にみる非合理的コミュニケーション

Author: 田中 重人 (東北大学)

Abstract:

2020年2月25日に厚生労働省が「クラスター対策班」を設置して以来、「クラスター対策」は日本のCOVID-19対応を特徴づけるものとされてきた。これは感染症法15条に基づく「積極的疫学調査」の実施に関わる事柄である。

文献を収集して検討したところ、クラスター対策について3種類の説明が併存してきたことがわかった。それぞれ「理想」「公式」「現場」のクラスター対策と呼ぶことにする。

理想のクラスター対策: 国立感染症研究所 [1] によれば、クラスター対策とは、感染の連鎖をすべて同定し、感染者を隔離して感染拡大を防ぐものである。
公式のクラスター対策: 押谷 [2] によれば、感染の規模によって調査の方法を変え、大規模な感染を優先的に発見しようとするのがクラスター対策である。
現場のクラスター対策: 実際に各地の保健所が調査をおこなう際は、感染連鎖をたどる条件の設定をきびしくして、感染者の発見・隔離の範囲を絞り込んでいる [3] [4]。

すべての感染を調べようとする理想のクラスター対策に対し、公式のクラスター対策は、大規模感染の発見を優先して小規模感染を見逃すことを許容する。現場のクラスター対策も感染者の見逃しを許容するが、感染規模にかかわらず個別の接触の様態 (接触者との距離、接触時間、マスク着用の有無など) による一律の基準を適用する点が、公式のクラスター対策とのちがいである。

用語法の乱立の背景には、疫学の専門用語「クラスター」(cluster) が、日本政府やそれに協力する専門家の間で多義的に使われてきた事情がある。本報告では、COVID-19をめぐるコミュニケーションにおいてこのような用語不統一がどのような混乱をもたらしたかを論じる。(詳細は http://tsigeto.info/21z 参照)

References:
[1] 国立感染症研究所 (2021-01-14) 「新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領」(1月8日版 訂正版) https://www.niid.go.jp/niid/images/epi/corona/COVID19-02-210108.pdf
[2] 押谷仁 (2020)「感染症対策「森を見る」思考を」(インタビュー) 『外交』61: 6-11.
[3] 岩永直子 (2020-08-17) 「宴会2時間でも「大丈夫というわけではない」 新型コロナ第一波から学ぶべき教訓」(和田耕治インタビュー) BuzzFeed News https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/covid-19-wada-12
[4] 東京新聞 (2021-01-24)「<新型コロナ>静岡県内で新たに50人の陽性確認 出入り口の扉から感染拡大? 掛川市の事業所でクラスター」TOKYO Web. https://www.tokyo-np.co.jp/article/81742

Conference: 関西社会学会 第72回大会 (2021-06-05..06, Online)

History:
2021-03-10: Created
2021-03-19: Revision
2021-06-05: Slides

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東北大学文学部の新年度行事と授業開始 (2021年4月)

文学部サイトに、新学期授業関係のお知らせが出ています。
https://www.sal.tohoku.ac.jp/jp/news/covid19.html

文学部学年暦、1学期時間割・講義室 (Google Classroom クラスコード) 一覧
https://www.sal.tohoku.ac.jp/jp/education/activity/

全学教育関連の通知
http://www2.he.tohoku.ac.jp/zengaku/zengaku_info_g.html

文学部新2年生オリエンテーション (4/7 10:30- Meet)
https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file/1o63frwl9j.pdf
※現代日本学専修の新2年生は、10:30にMeet会議室 (URLはメールとGoogle Classroom 「現代日本学研究室連絡用」で通知) に集合してください。
※このオリエンテーション後半に、在学生との交流の機会を設けます。3年生・大学院生で参加可能な方は、このMeet会議室に 11:20 ごろに入っていただけるとありがたいです。

現代日本学専修・新3年生オリエンテーション (4/7 13:00- Meet)
※学部全体での在学生対象行事はないのですが、当専修独自で、新3年生向けのオリエンテーションを開催します。13:00に上記と同じMeet会議室に集合してください。

文学部新1年生オリエンテーション (4/8 14:00- 文学部各教室等)
https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file/ea9uymhuf.pdf

文学研究科大学院新入生オリエンテーション (4/9 14:00- 文学部各教室等)
https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file/2nnqrddk09.pdf
※現代日本学専修の大学院新入生は、14:00に133講義室 (文学部棟1階) に集合してください。

4月12日 (月) から授業開始です。授業については、下記から情報を入手してください。
Google Classroom クラスコードは、時間割に書いてあります。
履修登録期間は2週間です。この期間内は、原則としてすべての授業をオンラインで実施します。
・快速! 東北大学シラバス全文検索 https://qsl.cds.tohoku.ac.jp
・学部2-3年時間割: https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/education/20210401_B2-B4_jikanwari_hp.pdf
・学部1年時間割: https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/education/20210401_B1_jikanwari_hp.pdf
・大学院時間割: https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/education/20210401_in_jikanwari_hp.pdf
・現代日本学研究室ウエブサイトの「授業」カテゴリー記事 https://w3.tohoku.ac.jp/ijs/archives/category/all/student/class/

M1/D1 研究題目提出 (4/16まで)
https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file/pom6tgdh2.pdf
大学院新入生 (博士後期課程進学者をふくむ) は、4月16日までに、教員と相談して、「研究題目」を決定してください (各専攻分野で取りまとめて提出します)

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東北大学卒業式 (3/25)

3月25日10:00〜 学位記授与式が仙台市体育館でありますが、COVID-19対策のため、出席者は狭く限定されています。

東北大学「学位記授与式の開催方式変更について」(3/21): https://www.tohoku.ac.jp/japanese/2021/03/news20210321-01.html

動画が配信される予定です (10:00-):http://www.tohoku.ac.jp/japanese/graduation/2021/

文学部・文学研究科では、研究室代表者および博士学位取得者への伝達式だけおこないます:
学部: 14:00-
大学院: 14:30-
(どちらも文学研究科棟2F 大会議室)

それ以外の修了生・卒業生の学位記は郵送します (3月26日(金)までに発送予定)。

東北大学文学部「学位記伝達式、研究室での学位記伝達方法の変更について」
https://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/_u/topic/file/15hxm8jd4x.pdf

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東北大学文学部2021年度前期授業について

2021年度1学期の授業は、「対面授業にオンラインを併用」する原則でおこないます。ただし、受講生がじゅうぶんな間隔をとって着席できるように計画すると教室数が不足するため、対面方式がのぞましい授業を優先的に配置し、残りの授業はオンラインでおこないます。また、最初の2週間 (4月23日まで) は、学生の授業選択を容易にするため、すべての授業を原則オンラインでおこないます。
(http://www.sal.tohoku.ac.jp/media/files/2021zenkijugyo.pdf 参照。今後の状況の変化によっては、変更されることがあります。)

4月1日:授業ごとの Google Classroom を開設し、授業時間割を配布、講義概要 (シラバス) 公開
4月12-23日:授業履修登録期間 (この期間は、原則としてすべてオンライン授業)
4月26日から:本格授業開始 (対面授業は各教室でおこなう)

現代日本学研究室では、つぎの2科目のみ対面方式で開講します.

【水3】現代日本学演習I (3年生対象;研究室全教員による) 135講義室
【金2】現代日本学演習I / 現代日本学学芸分析研究演習I (3年生および大学院生対象;雲然祥子非常勤講師による) 311講義室
(https://w3.tohoku.ac.jp/ijs/archives/194/ 参照)

※田中の単独での担当授業はすべてオンラインで開講します。
(http://tsigeto.info/2021/ 参照)

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